フィスコ(3807)がザイフを救済!!株価は大幅上昇も増資爆弾のリスクは大

Zaif(ザイフ)ハッキング事件発生

ぎゃぁぁぁぁぁぁあ!!

さすが安定のザイフ品質という感じですね。いつかは起こると予想されていましたが、ついにザイフがハッキングされました。被害金額はBTC、BCHなど約67億円相当です。

ザイフハッキング事件の詳細についてはこちらをご覧下さい。

ザイフハッキング事件について

そして、ハッキング被害にあったザイフの救済にフィスコ(3807)が乗り出しました。フィスコの今日の株価は仮想通貨ビジネスの拡大を期待した買いが入り、10%高の大幅高で引けました。

しかし

今日は期待で株価は大きく上昇しましたが、ザイフ救済には大きなリスクがありますよね。

まず一つ目は増資のリスクですね。

フィスコの自己資本はわずか20億円程度です(四季報最新号の数字より)。自己資本が20億円の会社で50億円というお金はいったいどこから出てくるのでしょうか?

会社のIRを見るとフィスコのグループ企業であるフィスコデジタルアセットグループの子会社を通じ、Zaifに50億円支援すると書かれています。しかしこの50億円はファンドか何かが出してくれるのでしょうか?

正直、50億円の出どころはよく分かりませんが、常識的に考えるとフィスコが増資をする可能性が極めて高いと思います。増資をすればもちろん株価は急落する可能性が高いですよね。

そして次のリスクがザイフの資産価値です。

ザイフの置かれている状況はハッキングに関わらずかなり厳しい状況です。

・金融庁からの度重なる業務改善命令
・頻繁に起こるサーバーダウン
・社長朝山氏の悪評
・ビットコイン相場の低迷
・SBI、マネックス、楽天、フォビなど大手業者の参入

これだけでもかなり厳しい状況です。

さらに、この先ザイフは金融庁から更なる業務改善命令が出され、新規口座の受付は禁止となる可能性が高いです。

2月にネムのハッキング事件を起こしたコインチェックは半年以上経過した現在でも取引所の免許は下りず、新規口座の受付は停止となっています。ザイフも最低でも半年は新規口座の開設は停止となる可能性が高いと思います。

このような状況を考慮すると、ザイフがこの先仮想通貨業界で勝ち組となる可能性は極めて低いと思います。このような会社に果たして50億円も投資する価値があるのでしょうか?

よってフィスコ株の投資戦略は

空売り

だと思います。

今日は早速空売りで参入しました。今日は急騰初日でしたので、デイトレを中心に建値263円で少量売りのポジションを持越し。明日からも売り目線で相場の状況を見ながら上値が重いようなら空売りのポジションを積み増ししたいと思います。

ターゲットは短期的には昨日の終値の240円だと思いますが、大型増資爆弾を期待して200円割れを狙いたいと思います。

早く増資爆弾ふってくれ~

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