トルコリラ、利下げで金利正常化が加速!上昇トレンド開始へ

どーも、くみちょーです!

最近は、ビットコインの短期売買をやりながら日経を売ってNYダウを買うというトレードが主流になっています。

でも、そんななかくみちょーが密かに自信を持っている取引がスワップ投資です。
参考:トルコへの投資はFXがベスト

スワップ投資と聞くと、FX歴な長い人は、あー、なるほど、いつかドカンとやられるやつね。と思うかもしれませんが、それはタイミングの問題です。

主要国であれば、利上げ時期や国の転換期であれば、通貨の上昇期となるため、値幅とスワップの両取りをすることができます。

これでも、くみちょーはFX歴10年ですので、ファンダメンタルズを読み解き相場の転換期を当てることは得意です。

以前の記事でも、オセアニア通貨の売りを予想(オーストラリアの不動産が崩壊!?豪州版サブプライムショックで稼げ)し、両通貨とも真っ逆さまに落ちていきました。

今回は、なぜトルコリラへの投資が良いのか、説明していきたいと思います。

トルコに空前の買い材料がそろう

今、トルコリラには巨大な買い材料が2つあります。

  1. エルドアン大統領率いる政権与党・公正発展党(AKP)が、トルコ最大都市イスタンブールと首都アンカラの市長選で野党に負けたこと
  2. 利下げを行い金利正常化へと舵を切ったこと

トルコと言えば、エルドアン大統領の独裁政権色が強く、そのせいでクーデターが発生するなどし国内は混乱状態に。結果的にトルコリラが下がり続けたと言っても過言ではありません。

そのエルドアン政権が野党に負けたということは、大きな変化です。7月23日には、エルドアン大統領が心臓発作で死亡というフェイクニュースが流れると、トルコリラが買われる事態になったほどです。

また、7月25日には政策金利を発表。24.0%から予想の21.0%より大幅に安い19.75%まで引き下げました。しかしながら、価格は瞬間的に急落したもののすぐに元に戻り、週明けには直近高値を更新する流れとなっています。

トルコ経済が回復しつつあるなかで、異常な高金利を脱却し金利正常化へと向かうことが評価されたのでしょう。

トルコリラは完全に底を打ち、年内には年初来高値を取ってくるのではないかと考えています。

出所:みんかぶFX

ざっとあと2円程度の上昇余力はありますね。

10%程度ですので、米ドル円で考えると10円ほど抜けるほどの威力です。

これは狙うしかありませんよね!

他のスワップ投資と比較

ちなみに、トルコリラの1万通貨当たりの必要証拠金は8,000円。1日のスワップ金利はヒロセ通商(LIONFX)で88円程度となっています。

値幅を無視して、他の高金利通貨である南アフリカランドとメキシコペソの証拠金当たりのパフォーマンスを考えてみましょう。

  • トルコリラ/円:必要証拠金8,000円(1万通貨)で88円(1日)
  • 南アフリカランド/円:必要証拠金4,000円(1万通貨)で15円(1日)
  • メキシコペソ/円:必要証拠金6,000円(1万通貨)で15円(1日)

同じ証拠金(8,000円)であれば、トルコリラのパフォーマンスが圧倒的に高いことが分かります。

チャートを見ても、トルコリラは上昇、南アフリカランドは横ばい、メキシコペソはじり高と、パフォーマンスの良さそうなのはやはりトルコです。

というわけで、筆者の年後半の投資はトルコリラでインカムゲインとキャピタルゲインを両取りしようともくろんでいるわけです。

実践トルコリラスワップ投資

そもそも3月頃から、ちょこちょことスワップ投資を実践してきた筆者。

6月からはメキシコペソとトルコリラをメインに運用する実験用スワップ口座を作成し、トレーディング口座との差別化を図る試みを行っています。
※トルコリラのスワップ金利が高いヒロセ通商を使用

試験運用なので、口座残高は50万円からスタートですが、お陰で順調に増えていっています。

回転売買させている分もあるので、50万円の口座は既に60万円に増え、含み合益が10万円程度ある状況。2カ月間での未確定損益ベースのパフォーマンスは+40%となっています。

ここからは筆者の妄想となりますが、トルコリラは年内に23円50銭程度まで上昇。

そうすると、40万通貨で4円の値幅を取った場合の利益は160万円程度。

1日平均3,400円(85円×40万通貨)のスワップ金利を4カ月間もらい続けるとざっと40万円の利益となります。

合わせて200万円の利益となり、50万円の原資産が5倍になる計算です。

正直、十分にあり得る想定です。

というのも、昨年から筆者のファンダメンタルズを元にしたトレードは全て買ってきており、米ドル円を113.50円から売って年初の大暴落を取ったり、ポンドのブレグジットに絡む3月半ばまでの上昇。5月以降のオセアニア通貨の下落など、ほぼほぼ取れてきています。

今回のシナリオも、米ドル円を113.50円で売った時と同じぐらいの確度の高さがあります。

信じるか信じないかはあなた次第ですが、夢のスワップ投資を体験いただければ幸いです(笑)

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ABOUTこの記事をかいた人

FX歴2009年~、株歴2015年~。その他、CFD、商品、オプション、仮想通貨まで幅広く取引しています。金融メディア勤務で数多くの個人投資家ネットワークに参加。機関投資家から億トレまで、多くの投資家から得た知識を展開していきます。